ソフトバンク千賀が、今日9日のオリックス戦でハーラートップタイの5勝目を目指す。8日は試合本番を想定し、ヤフオクドームのマウンドを使ってキャッチボール。高村投手コーチ相手に緩いカーブを投げるなどし、マウンドの感触を体に染みこませた。

 「(本拠地で)本塁打ばかり打たれているので、しっかり練習しようと思った。誰に打たれても1点は1点。甘く、高く入ったりすることが多いので、しっかり投げたい」

 今季本拠地初先発となった前回2日の西武戦では中村に被弾。12勝3敗だった昨年も、本拠地では4勝3敗、防御率3・96と打ち込まれており、許した本塁打も16本中14本がヤフオクドームだった。チームの千葉遠征中も、傾斜に慣れるため、筑後のファーム施設で毎日マウンドを使ってキャッチボールを重ねたという。リーグトップ5勝のオリックス金子との投げ合いを制し、昨年から続く本拠地の苦手意識を解消する。