阪神岩貞がプロ4年目で自身ワーストの1試合4被弾で沈んだ。1回、阿部に外角速球をとらえられて先制2ランを浴びる。痛恨は同点に戻した後の3回だ。1死一、二塁で坂本勇に2球、ボールが先行。その後の甘い直球を右翼席に運ばれた。その後、マギーにも被弾して天を仰ぐ。「1発を浴び続けてふがいない。打たれる球を打たれるべくして打たれた」。4回に許した長野の本塁打もヒッティングカウントの2ボールからだった。4回7失点で降板して2敗目。昨季は合計10被弾にとどめたが、今年は早くも7発を献上。「1発病」に陥っている。

 ▼岩貞は今季27奪三振。5試合で27イニング2/3を投げており、奪三振率は8・78。昨年の5試合登板時点の4月29日DeNA戦終了時は46奪三振(34イニング1/3)で、奪三振率は12・06だった。

 ▼岩貞は巨人戦2試合で9イニングを投げ自責点11、対戦防御率11・00と大苦戦。昨季の4試合で防御率0・58(31イニングで自責点2)から一変した。