G倒への秘密兵器が、虎の救世主となる。阪神飯田優也投手(27)が、26日巨人戦(東京ドーム)で先発登板することが決まった。

 当初は2軍でチームトップタイの7勝を挙げている青柳らも候補として名前が挙がっていたが、新加入の左腕に大きな期待を込めて白羽の矢を立てた。

 飯田は7月末にソフトバンクからトレードで阪神に移籍。移籍後は2軍で3試合に登板して出番に備えていた。18日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)では先発して5回2安打無失点とアピールに成功していた。

 飯田はここ数年、中継ぎとして登板しており、先発マウンドはソフトバンク時代の14年9月20日以来、約4年ぶりとなる。阪神での初登板は「伝統の一戦」での先発マウンドとなった。