阪神矢野燿大監督が23日、西宮市内の鳴尾浜球場で合同コーチ会議に臨み、2月の沖縄・宜野座キャンプメンバーに総勢43人を選んだ。近年では12年の44人に匹敵する大人数だ。特に若手投手を積極的に抜てきし、バトルを激化させる意図を込めた。
矢野監督の一問一答は以下の通り。
-19年の目標とそこへ向けてのキャンプ
目標は現時点で勝つことはもちろんですし、優勝を狙うことは当たり前。
-ファンはファンサービスを楽しみにしている
選手が泥んこになって、激しい競争をしている姿を見せるのが、ファンの人が一番喜んでいる部分でもある。プラスアルファのファンサービスはチームとしても心がけていきますけど激しい戦いを見てもらうのが、一番のファンサービスになるかなと思っています。
-メンバー選考での監督のこだわりは
ルーキーに関しては自分の目でまず見て。もちろんいいと思ってとっている。どれだけできるかと空気感とか。まず味わって自分がどのレベルにいるのかを確認するためにはやっぱり1軍に来ないと分からない。
-キャンプ中の1、2軍の入れ替えについて
ケガとか、そんなのがない限りは基本的には(入れ替えは)後半になってからという部分では、そういうことも頭には入れている。
-浜地を抜てきした
本当に能力はスゴイ高いけどケガで1年間投げることができなくて、去年も中盤から後半にかけて、やっと投げられた。同世代で才木も望月もいる。去年のキャンプでも3人がMVPだと言って本人もその気持ちでシーズンオフを過ごしてきたと思う。そのなかでどうやるのかを見てみたい。