日本ハム吉田輝星投手(18)が、14日ロッテ戦(東京ドーム)で先発する見通しであることが11日、分かった。

チームはソフトバンクとの首位攻防戦で連敗。主力の不振や故障者が相次ぐ中、逆転優勝への起爆剤として期待される。栗山監督は「ここからは、プラスアルファが必要だろう」と抜てきを示唆。夏の甲子園真っ盛りのタイミングで、昨夏の準V右腕に再び1軍の舞台が用意されそうだ。

吉田輝は今季、2試合に先発。6月12日広島戦で5回1失点と好投し、プロ初登板、初勝利を挙げた。同23日中日戦は3回5失点でプロ初黒星。その後、軽度の腰痛のため2軍で再調整してきた。イースタン・リーグでは8月7日西武戦でプロ初の危険球退場となったが、翌8日の同戦で2回無失点とアピール。若い勢いを原動力にする。