来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会2連覇を目指す日本代表の第1次候補34選手が15日、発表された。大リーグ所属選手はマリナーズのイチロー外野手と城島健司捕手、レッドソックスの松坂大輔投手、ドジャースの黒田博樹投手、レイズの岩村明憲内野手、カブスの福留孝介外野手の6人と、ドジャースからフリーエージェントになった斎藤隆投手が選出された。

 左ひざを手術したヤンキースの松井秀喜外野手はリストから外れた。

 東京都内のホテルで行われた記者会見には日本代表の原辰徳監督(巨人)らが出席した。国内からは今季、パ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた楽天の岩隈久志投手、日本ハムのダルビッシュ有投手、セ・リーグで2年連続本塁打王になった横浜の村田修一内野手、阪神の抑え役、藤川球児投手らが選ばれた。

 12球団のうち中日のみ1人の選出者もなかった。