西武の小林信次球団社長は23日、大久保博元2軍打撃コーチの職を解いたことについて「コーチとして指導上の行きすぎの問題。しっかり調査したい」と話した。

 複数の球団関係者によると、選手への暴力行為など指導法に問題があったという。前田康介球団本部長が22日に大久保前コーチと話し合いを持っており、今後は他のコーチや選手などから事情を聴くなど球団内で調査を進め、結果を公表する。

 西武の2軍は、この日から埼玉県所沢市内の西武第二球場で練習を開始。大久保前コーチは姿を見せなかったが、練習前に前田本部長が寮内に選手らを集めて「戸惑いがあるかもしれないが、監督の指導に従ってほしい」と伝えた。

 [2010年7月23日21時13分]ソーシャルブックマーク