巨人東野峻投手(24)が29日、広島との練習試合に先発し、5回を3安打1失点に抑え、初めての開幕投手に向け、順調な仕上がりをアピールした。

 この日のテーマは、インハイへの投球だった。わずかな制球ミスが、長打になるリスクもあるが「試合前に、今日は打者を探ろうと話しました」と、あえて大胆に投げ込んだ。計15個のアウトのうち、フライアウトが9つだったのも、きっちりインハイに投げきったから。「意図した投球ができました」と、胸を張った。