<中日5-4広島>◇30日◇ナゴヤドーム

 広島は5回に相手のミスなどから一挙4点を奪い、試合を振り出しに戻したが、終盤にあと一押しできずに競り負けた。連勝が3で止まった野村監督は「詰めが甘かった。今日みたいな試合で勝てるチームにならないと」と悔しがった。

 今季飛躍が期待される6番の岩本は、得点圏に走者を置いた場面で3度も打席が回ったが、いずれも凡退。打撃不振の25歳は「僕が打って1点でも取っていれば流れが変わっていた」と力なく話した。