今季、国内フリーエージェント(FA)権を獲得した広島栗原健太内野手(29)が21日、権利を行使せずに残留することを表明した。本拠地マツダスタジアムで会見し「初めてのFAということでいろいろと人生についても悩んだんですが、ずっと12年間広島で優勝を目指してやってきて、なんとか優勝目指して来年もやりたいとの気持ちが一番あった。愛着もありますし、Aクラスも経験していないし、優勝もしたい」と話した。今季は144試合に出場し、打率2割9分3厘、17本塁打、87打点の成績を残した。