パ・リーグの3・4月度の月間MVPが発表され、日本ハムの武田勝投手(33)が投手部門、稲葉篤紀外野手(39)が打者部門で受賞した。球団からのダブル受賞は09年5月以来、通算7度目。武田勝は2完封を含む4勝で、自身プロ入り7年目で初受賞となった。「素直にうれしい、の一言。新しいファイターズということでチーム全体が同じ方向に向いた姿勢が出た1カ月間だった」と喜んだ。

 稲葉は該当期間で、2000本安打を達成するなど好調で打率3割7分4厘などの好成績が評価され、昨年7月以来、通算5度目の獲得となった。「2000本を打った月に月間MVPをいただいて、今までで一番、記憶に残る賞になった」と感慨に浸っていた。