<ヤクルト7-6阪神>◇29日◇神宮

 阪神の新井貴浩内野手(35)と新井良太内野手(28)の兄弟が、17日ロッテ戦(QVCマリン)以来、7試合ぶりにアベック打点を挙げた。

 まずは2回。兄の新井貴が、先制した後の2死満塁で、左前に2点適時打を放ち「ランナーを返すことができて良かったです」。

 弟の新井良は3回に先頭で登場。フルカウントからの6球目を振り抜いた打球は、弾丸ライナーで左翼席に飛び込んだ。序盤で5点差をつける1発に「イニングの先頭打者だったので、塁に出ることだけを意識していました。結果として、ホームランになってくれて良かったです」と話した。