<西武0-3日本ハム>◇11日◇西武ドーム

 日本ハムの打線変更が奏功し、序盤から主導権を奪った。1回に1番に抜てきされた陽岱鋼外野手(25)が左中間への二塁打を放って出塁し、それを起点に1点を先制。4回には売り出し中の杉谷拳士内野手(21)の左犠飛、鶴岡慎也捕手(31)の左翼線への適時二塁打で2点を追加した。左投手対策で稲葉篤紀外野手(40)を先発から外し、打順も大胆に組み替えた効果十分。鶴岡は「最近チャンスで全く打てていなかったので必死でした。集中して甘い球をしっかり捕らえられた」と会心の仕事を振り返っていた。