<中日4-3DeNA>◇18日◇ナゴヤドーム

 DeNA国吉佑樹投手(20)が序盤の3失点を悔やんだ。1回、森野に2ランを浴び先制点を与えると、2回には投手の岩田に適時三塁打を許し、追加点を献上。3回以降は粘りの投球で無失点に抑えたが、8敗目を喫した。中日戦2連勝を逃した右腕は、「序盤の失点がもったいなかった。4回まで毎回先頭を出してしまったことも大きな反省。攻撃のリズムを作れず、野手のみなさんに申し訳なかったです」と唇をかんだ。

 中畑清監督(58)は、「配球術を身に付けていかないと。長いイニングを投げるなら、真っすぐに力のある投手は緩急の見せ方が大事」と、直球をねらい打たれた配球を指摘。それでも3回以降の立ち直りは評価し、「いいイニングを続けただけにもったいない。ローテーション投手の風格も感じるようになってきている」と、成長に期待を込めた。