<ヤクルト3-5巨人>◇22日◇神宮

 プロ入り初先発の江柄子裕樹投手(25)は4回、無死一、二塁のピンチを招いたところで降板した。2回に先制してもらったものの、そのすぐ裏に本塁打を打たれて追いつかれるなど、リズムに乗れなかった。「立ち上がりを3人で抑えて、乗っていかなくてはいけないところで自分で崩れてしまいました。新人らしく若々しさを出して気持ちで負けない投球を心掛けましたが意識しすぎました。先発としてこの雰囲気の中で投げられたことを経験にし、またいちからやり直します」と悔しさを糧にした。