中日高木守道監督(71)が、セカンドの堂上直倫内野手(24)に曲芸練習を命じた。秋季北谷キャンプ第2クール7日目の17日。監督が二遊間のベース付近にノックを打ち、間一髪つかんだ打球は背中越しで遊撃手にトスせよというものだ。「感覚さえ覚えとけば実際のプレーで使える。ああいうプレーもあるぞということですよ」。堂上直は「こんな練習は初めてです」と戸惑を隠せず、四方八方に暴投。だが最後はコツをつかんだようで、「機会があればぜひ」と背面送球習得に意欲的だった。