中日は7日、今季国内FA権を取得した中田賢一投手(31)を全力で引き留める方針を改めて明かした。

 西脇編成担当は「必要な戦力であることは間違いない。誠意を尽くす」と明言。3年以上の複数年契約を準備していることが判明しているが、中日では異例の好条件を出してハートに訴える作戦だ。今季推定年俸7000万円の中田は、金銭と人的補償の必要のないCランクとみられ、権利行使となれば複数球団による争奪戦が予想される。

 中田本人は「いろんな可能性を考えていきたい」と権利行使に含みを持たせており、今後の動向が注目される。