中日高木守道監督(72)が8日、名古屋市内で退任会見を行った。会見前に契約満了に伴う退任を申し入れて認められ、約30分間の会見に臨んだ。

 同監督は「この世界は勝つか、負けるかですから。力がなかったということですよ。こんな成績で終わってしまったということで、非常に申し訳ない。それに尽きる」とチームが低迷した責任を背負い込んだ。

 チームに残せたものを問われると「ありません」と即答。次期監督へのアドバイスも「こんな負けた監督から、そんなことはない」と潔かった。