<オリックス8-2ロッテ>◇6日◇京セラドーム大阪

 オリックス竹原直隆外野手(34)が汚名返上の1号ソロを放った。1点リードの3回にロッテ古谷のチェンジアップをライナーで左翼席に運んだ。「初回に守備でミスをしてしまい、(先発の)西にもチームにも迷惑をかけていたので、取り返すことだけを考えていた」。

 初回に痛恨のミスを犯していた。ロッテの先頭打者・荻野貴が左前安打を放ったが、竹原は人工芝にスパイクを引っかけて、転倒。ボールはフェンスまで転々とし、ランニング本塁打を許してしまった。「(体勢を)立て直せなかった。見たまんま。自分のミスです。ホッとしましたよ、マジで…。負けていたら、話にならない」。ミスを本塁打で取り返し、チームも快勝。外野手にとって、恥ずかしいミスも笑い話で済んだ。