<BCリーグ:信濃9-1新潟>◇15日◇長野

 信濃の大塚晶文選手兼任監督(42)が現役最後の登板で宝刀を抜いた。6回表に3番手で登板し、カウント2-2から新潟荒井を縦のスライダーで空振り三振。5球でマウンドを降りると、家族から花束を受け涙を流していた。

 右肘の痛みに苦しみ、レンジャーズ時代の07年7月1日以来7年2カ月ぶりの公式戦マウンドだったが、観客からは大きな拍手を受けていた。