初めて阪神を指導することになった大野豊臨時投手コーチ(59)が4日、合流初日から精力的に動いた。

 ウオーミングアップから榎田、山本ら左腕を中心に積極的に声を掛け、小嶋、藤原らが投げたシート打撃を見終えた後はビデオチェックを行うなどじっくりと指導した。

 「いい投手が多いね。今の選手は頭ごなしに言ってもダメだから声を掛けて、自分の口から目標とかを言わせるようにしないと」

 強い広島を支えた大投手は阪神投手陣のレベルアップに貢献する構えだ。