敗れた阪神岡田彰布監督は、2つのミスを厳しく指摘した。3点ビハインドの2回2死、吉川の飛球を左翼ノイジーが追いつきながらも捕球できず。2死走者なしからのエラーで、直後の4番岡本和の2ランにつながってしまった。「ノイジーの落球も痛かったけどな。あれで3者凡退で終わってたらなあ。3点差なんか絶対に分からんのに、ここ(東京ドーム)なんか」。門別の足を引っ張って5点差に拡大。ノイジーは4回裏の守備から交代させた。

2点差に迫った8回には4番手加治屋が、無死一塁でバントを試みた佐々木のゴロを二塁へ悪送球。ピンチは広がり、痛恨の2点を失った。指揮官は「いやいや、ファームに落とすよ」と2軍行きを即決。次打者は7番小林だっただけに「状況が分かってない。打順を見てみい、そんなもん。一番ベテランというか、経験があるのに。なんでそんな慌てる必要があるんやろな」と首をひねった。9回の攻撃で詰め寄っただけに、より悔しさが募った。

▽阪神ノイジー エラーしたのは自分のミスです。

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