<東都大学野球:中大3-2東洋大>◇第1週初日◇1日◇神宮

 中大のトルネード左腕、島袋洋奨(ようすけ)投手(2年=興南)が東洋大戦に先発、15回を投げ切り21個の三振を奪った。140キロ台中盤の直球とツーシーム、スライダーを織り交ぜ11回を除く毎回奪三振。チームも15回裏にようやく応え、無死満塁から5番DH上嶋健司(4年=常葉学園菊川)の中前打でサヨナラ勝ちした。昨春果たせなかった開幕戦勝利を収め、島袋は「とりあえずいいスタートが切れました」と226球を投げた疲れも見せずに話した。