<東京6大学野球:明大14-0立大>◇第7週最終日◇28日◇神宮

 明大が立大に大勝し、勝ち点を3に伸ばして全日程を終了した。前日まで今季通算43打数18安打で打率首位に立っていた高山俊外野手(1年=日大三)と小室和弘外野手(4年=昌平)は、ともに5打数2安打。打率を4割1分7厘とし、1位のまま、首位打者争いのライバルが多数いる最終カードの早慶戦を待つ形となった。

 善波達也監督(49)は「小室、高山の首位打者争いは図ったように仲良く並んで良かった」と話した。また、春シーズンの収穫については「坂本のリードが光った。(投手の)関谷も山崎も、坂本のリードで良さが出た」と、立大2回戦からマスクを被った坂本誠志郎捕手(1年=履正社)を高評価していた。