<関西学生:立命大3-3近大>◇第2週1日目◇12日◇大津市・皇子山球場

 立命大は近大と延長15回を引き分け、自校の開幕戦勝利は13日以降にお預けとなった。

 4回に益田久貴也内野手(4年=神港学園)の適時打などで3点を先制。先発・桜井俊貴(3年=北須磨)の好投で逃げきるかと思われたが、桜井が8回につかまり、同点に追いつかれた。延長戦突入後は再三のピンチをしのぎ、15回ドローに。松岡憲次監督(57)は「何度もサヨナラ負けのピンチがあったのに、よくみんなでしのいだ。桜井はリーグ戦前は球がばらついていたが、復調してよく投げたと思う」と、15回を戦い抜いたナインをねぎらった。