左ふくらはぎの肉離れでCS第2Sの出場が微妙な日本ハム稲葉篤紀外野手(36)が、出場したとしてもDHか代打での限定起用になる可能性が高まった。

 11日のオリックスとのCS第1S第1戦で痛めた個所を、今日14日に都内の病院で精密検査。診断結果が軽傷なら強行出場はできるが、右翼の守備は回避させる方針。梨田監督は「どんな形でも試合に出られれば違うが、(守備は)無理だと思う」と話した。第2戦はベンチ入りせず静養した稲葉はこの日、「少しは良くなっている」と話したが、全力プレーは難しいのが現状だ。

 不動の中軸で、チームの規定打席到達選手ではただ1人の打率3割台(3割1厘)の要。守備の負担をなくすことで何とか打線の一角、最悪でも代打の切り札でベンチ待機させたい意向だ。