広島コルビー・ルイス投手(29)が長期離脱する可能性が高くなった。17日、右顔面の違和感を訴え、都内の病院で検査を受けた結果「右顔面神経まひ」と診断された。2週間の安静と加療を要する見込みで、全治の見通しは立たない状況。この日予定されていたヤクルト戦(神宮)の先発を取りやめ、広島に戻った。

 石井チーフトレーナーは「顔がこわばっている感じで口の動きも悪かった。初期症状なので、経過を見ないと分からない。悪くしたら(症状が)残ってしまう」と説明した。20日にも広島市内の病院で再検査する予定。ブラウン監督は「いつ戻ってくるか、まったく分からない」と渋い表情。昨季15勝をマークしたエースの離脱でショックを隠せなかった。

 [2009年4月18日7時26分

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