関西独立リーグは24日、リーグ存続に向けた募金活動を行った。大阪-神戸の練習試合が行われた大阪・住之江球場入り口に募金箱を置き、5回終了時には大阪・村上隆行(44)、神戸・中田良弘(50)両監督と選手がスタンドで約750人の来場者に協力を呼びかけた。大阪には約15万円の寄付が寄せられ、選手の用具代や主催試合の観客へのプレゼント購入にあてる。神戸には同10万円が集まった。

 吉田えり投手(17)はファンの混乱を避けるため募金活動は取りやめたが、三塁側ブルペンで投球練習を披露。25日、兵庫・三田市内でシート打撃に登板する。「早く試合で投げる姿をファンにお見せしたい」と語り、3月27日大阪戦以来の公式戦復帰でファン獲得に貢献する。

 [2009年5月25日8時38分

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