ヤクルト鈴木正球団社長兼オーナー代行(68)は14日、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した場合には辞任の意向を持っている高田繁監督(64)について「成績やCS進出は関係ない。結果がどうあれ、3年計画で段階を踏んで強くしてもらいたいと伝えてあるので、来年も指揮を執ってもらえると思っている」と話した。高田監督は3年契約2年目の今年、開幕から快進撃を続けた。貯金は最大14を数えるなど上位争いを展開した。だが8月に入ると相次ぐ故障者の影響もあって大失速。13日には8連敗で、CS進出圏内から転落した。同社長は「もし(CS進出を)逃したらという仮定の話をするつもりはない。球団の姿勢は変わらない」と強調していた。

 [2009年9月15日7時56分

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