来季の先発陣定着に期待の日本ハム糸数敬作投手(25)が今オフ、スピードアップ化に取り組むことになった。今季はプロ初勝利を含む4勝。上手からスリークオーター気味にフォームを変え、飛躍する転機にした。独特のクセ球の直球は球威はあるが、130キロ台後半から140キロ台前半と、ややスピード不足だった。「今年、打たれたのはほぼ真っすぐ。常時、140キロを出せたら、また打ち取り方が違う」と問題視。この日、千葉・鎌ケ谷での秋季練習が終了したが、12月中旬からフォームの微調整などを行い、課題克服に乗り出す。

 [2009年11月16日9時58分

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