日本野球機構(NPB)の井野修審判部長は31日、今季から導入した本塁打限定のビデオ判定で使用する映像機材の統一を12球団に要望する意向を示した。4月のセ、パ各リーグの理事会で呼び掛ける。NPBはこの日、公式戦で3件あったビデオ判定を検証。球場によってモニターやレコーダーの機種に違いがあり、モニターも新旧、大小とさまざまで、迅速な操作の支障になることが判明。井野部長は「今のままだと時間がかかって仕方がない。すべて同じ機種にしてほしい」と訴えた。また、ビデオ判定の採用は監督らの要求に応じるのではなく、両リーグの規定通り責任審判員が主導して実施することを再確認した。

 [2010年4月1日17時31分

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