<日本ハム1-7楽天>◇8日◇札幌ドーム

 日本ハムは自滅に近い形で、序盤のチャンスを逸したのが響いた。初回にリードオフマン田中が左前打で出塁したが、続く森本稀哲外野手(29)が犠打を失敗。強攻に転換して左前打を放ち、結果的に無死一、二塁としたが、本来の攻撃のリズムをつくれずこの回、無得点に終わった。楽天田中の立ち上がりを突きつけず、中田の1発で完封負けを阻止するのが精いっぱい。連勝も4で止まった。梨田監督は「ひちょり(森本)がバントして、送ってというところだったんだけどね」と、逃した先制チャンスに、後ろ髪をひかれていた。

 [2010年8月9日10時59分

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