野村カープがまたも故障禍に見舞われた。東出輝裕内野手(30)が22日、右ひじ痛で出場選手登録を抹消された。恒例の早出特打で打撃中に右ひじがロックした状態になった。前日21日横浜戦(マツダ)で異変を訴え、今季初めてスタメンから外れていた。近日中に病院で精密検査を受ける予定で全治期間は不明。症状によっては、長期離脱する可能性も出てきた。

 今度は不動のリードオフマンが戦線から離れた。野村監督は「打撃の最中に、ひじの違和感があった。試合は昨日(21日)の段階から出られないということになった。無理はできないという診断だった」と説明。多少の痛みがあろうとグラウンドに立ち続けるのが東出のポリシーだったが、回復を最優先させるため苦渋の決断。2軍降格は急性腰痛が発症した05年8月11日以来、約5年ぶりになる。

 打率こそ2割6分7厘だが、22日まで得点圏打率でリーグ1位の3割5分8厘をマーク。チームにとって大きな痛手だ。21日にはエース前田健が右手中指のマメで登録抹消。すでに大竹、永川勝、シュルツらが故障などで戦線を離れている。栗原や横山も故障で復帰まで約2カ月のリハビリを要した。上位浮上を目指すチームに再び試練が訪れた。

 [2010年8月23日11時33分

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