<横浜2-3広島>◇19日◇横浜

 広島は6回に木村昇吾内野手(30)の中越え適時三塁打で勝ち越しを決めた。

 2番に定着する木村がまたも、古巣横浜戦で大暴れした。普段はつなぎの役回りをこなすが、この日はポイントゲッターになった。同点で迎えた6回1死二塁。阿斗里の2球目速球をジャストミートすると、打球は前進守備を敷く中堅下園の頭上を越えた。

 勝ち越し適時三塁打を放ち、栗原のタイムリーで生還。18日はプロ初の5安打をマークしたが、この日の長打2本はともに得点源になった。「外野が前に来ているのが見えていた。打った瞬間に越えたと思った。前の打席が中途半端で、思い切っていって、あの結果」と振り返った。

 積極的な姿勢が好調の源だ。この日の4打席はすべてファースト・ストライクを打ちに行っている。野村監督も「打者は調子がいいと積極的に振れてくる。木村と天谷はいい状態」と評する。バットを寝かせて構える打法を取り入れ、スイングの軌道はスムーズになった。3割3分の高打率が充実ぶりを物語っている。

 [2010年9月20日10時47分

 紙面から]ソーシャルブックマーク