広島がナイン一丸でエース前田健太投手(22)の3冠奪取を後押しする。今季最終戦となる9日のヤクルト戦(神宮)は雨で中止となり、10日に順延された。相手先発は奪三振数を争う村中恭兵投手(22)のスライド登板が濃厚。前田健の174奪三振に13個差の2位につけており、打線が全力で逆転を阻止する。
5位に低迷したチームを引っ張った若きエースに、打線が恩返しを誓った。広瀬純外野手(31)は「三振?
取らせるわけにはいかない。その前にKOすればいいんです」。岩本貴裕外野手(24)も「三振しないように。(前田健を)アシストしますよ」と力を込めた。
村中は4月18日の巨人戦で12奪三振をマークするなど、左腕から繰り出す速球と変化球が武器。内田打撃統括コーチは「縦の変化球があるから追い込まれると打者不利になる。だからファーストストライクから積極的に打っていかないとね。13個も14個も三振を食らうようじゃダメだよ」と言い切った。今季村中には3試合18イニングで9三振しか奪われていない。
前田健は最終戦の登板に備えるかと問われ「チーム方針に従います」と話した。打線が村中を打ち、エースの3冠を確定させる。
[2010年10月10日12時26分
紙面から]ソーシャルブックマーク



