オレが決める-。ソフトバンク大隣憲司投手(25)が名誉挽回(ばんかい)のチャンスに燃えた。チームの敗戦によって18日の第5戦の先発機会が巡ってきた。試合後にはもう腹をくくっていた。

 「いいことですよ。リーグ優勝の試合でも投げさせてもらって、CSでもいいところで投げさせてもらえるんやから」

 今季は4勝9敗と期待に応えられず、西武の敗戦で優勝が決まった9月26日の楽天戦でも4回1失点で降板して胴上げを白星で飾れなかった。ビールかけに酔いしれながらも「シーズンを通して結果を残せなかった」と反省が口をついた。今こそ、借りを返す時だ。

 今季のロッテ戦では1勝2敗ながら防御率は3・50と決して相性は悪くない。11日のフェニックス・リーグ、ヤクルト戦での調整登板では2被弾で4失点と不安をのぞかせたが「いけるところまで全力でいく。自信を持って力を発揮できれば」と開き直って大一番に臨む。

 エースも「緊急事態」に向けて備えている。第1戦で黒星を喫した杉内は、19日の最終戦にもつれ込んだ場合を見据えてスタンバイ。中4日での先発となれば05年のプレーオフ以来だが「準備?

 してる、してる。(疲れも)大丈夫でしょ」と頼もしい言葉を残した。それぞれのリベンジに燃える左腕2人が、ロッテ打線の前に立ちはだかる。

 [2010年10月18日10時59分

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