日本ハムが「世界」に挑戦!?

 11月20日に開催されるファンフェスティバル(札幌ドーム)で、前代未聞の「8000人ハイタッチ」を計画していることが17日、分かった。記録によっては、ギネスに申請することも検討されており、球団関係者は「ハイタッチはファンと選手が一番触れ合えるイベント。多くの方に来ていただきたいです」と期待した。

 選手と直接肌と肌を合わせて交流することができるハイタッチは、これまでも開幕戦の入場ゲートなどで実施されてきた。しかし、どれも試合直前という時間的な制約もあり、10分程度で終了していた。今回はシーズンオフ、ましてやファンへ感謝の意を表すファンフェスが舞台でもあり、計画段階からスケールが違う。サイン会などと並行しながら、約1時間もの長時間、選手はハイタッチをし続けることになるようだ。関係者は「(サイン会やハイタッチなど)全部を合わせて1万人以上の方に、選手と直接触れ合う機会をつくりたいです」と話す。

 07年には韓国の俳優リュ・シウォンが、自身の誕生パーティーで「ギネスに挑戦」とうたい、3000人とハイタッチした例はあるが、今回はそれをはるかにしのぐ人数。世界記録を認定する「ギネス・ワールドレコーズ」には全世界から申請が届いており、ファンフェス当日のハイタッチ世界記録がどうなっているかは分からないが、日本ハムが世界の頂点に立つ可能性は十分にありそう。5年連続Aクラスという記録は途絶えた今季だが、ファンサービスで新たな記録を打ち立てる。【本間翼】

 [2010年10月18日11時19分

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