日本ハムは19日、ブライアン・ウルフ投手(29)と来季の契約延長で合意したと発表した。1年契約で推定年俸56万ドル(約4500万円)。救援投手として計算されていた昨オフから大変身。来季は先発ローテーションの一角として大きな期待が寄せられる。

 今季序盤は中継ぎ、抑えを任されたウルフだが、期待する数字を残せずに苦しんだ。しかし、先発に転向した9月3日のロッテ戦以降、5試合で3勝負けなし、防御率1・69と配置転換で突然の大爆発。月間MVPも獲得した。山田GMは「来季はもちろん先発。10勝はできるでしょう」。一気に評価を上げたウルフは、先発投手として新シーズンを迎えることになる。

 その期待が、契約内容にも表れた。外国人投手には勝利数や投球回数など、さまざまな出来高項目が設定されている。先発か救援かという「働き場所」によって、その比重は変わってくるが、球団幹部によれば「(中継ぎに比重が高かった)昨年よりも、より両方の差がなくなった」と、契約が“先発タイプ”へとシフトした。

 すでに米国へ帰国しているウルフだが、球団を通じて「ファイターズの一員として、北海道に戻れることを大変うれしく思います。来季は先発投手としてチームの勝利に貢献し、必ず優勝の喜びを皆で分かち合いたいと思います」とコメント。ローテの柱として暴れる準備はできている。【本間翼】

 [2010年10月20日10時14分

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