阪神坂井信也オーナー(62=電鉄本社社長)は、真弓明信監督(57)と頻繁に“ぶっちゃけV逸反省会”を開く考えを明かした。まず今季を振り返り「ファンの皆さんの期待を裏切り本当に申し訳ない。どうおわびしていいか」と謝罪。その上でチームには「特にここ2、3年は非常に終盤勝負弱い、短期決戦に弱い現実がある」と猛省を促した。原因はどこにあるのか。「(監督を)事情聴取することもあるでしょう」。冗談交じりながら思わずドッキリ発言も飛び出した。

 ただ2年契約を提示するなど、指揮官への信頼は揺らぐことはない。「事情聴取」はあくまでブラックジョーク。「来年こういうことがないように」。根底には監督と選手起用や采配、補強などについて真剣に意見交換したい思いがある。第1回反省会の場所は高知・安芸。月末からの秋季キャンプに、総帥自ら乗り込む考えを明かした。「キャンプが中心になる。年末年始も恒例で(食事会を)やってますが、できるだけ時間を見つけて意思疎通して、一緒に解決法を考えていきたい」。

 オーナーは「自己最高成績を残した選手も多くいる」とナインの奮闘を評価する一方で、首脳陣全体のベンチワークについても言及。「課題としてあるでしょう。聞き取っていかなあかん」と遠慮なくもの申し、監督の意見も存分に聞く構え。安芸の夜長のぶっちゃけ会談を、来季Vの第1歩にする。【松井清員】

 [2010年10月21日11時14分

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