<セCSファイナルステージ:中日2-0巨人>◇第2戦◇21日◇ナゴヤドーム<平成の名将対決
落合監督VS原監督>
走者を許しながらも無失点リレーで連勝した中日と、第1戦からオーダーを変更せずに臨み、2試合連続完封負けした巨人。シーズン終盤にかけてナゴヤドームで9連敗している最中には打線変更で打開策をはかった巨人原辰徳監督(52)だが、「ベストの用兵」と言い切った。
原監督は試合後、この日の打順について「今日のベストだと思って用兵をした」と、詳細については語らなかった。だが、発表された先発メンバーを見て“決意”のようなものを感じた。「2番亀井」。初戦で完封負けしたにもかかわらず、2戦目のオーダーもまったく同じだった。
前夜、途中出場で安打を放った矢野や松本を先発で起用するプランも、当然、選択肢の中にはあったはず。しかし、レギュラーシーズンでのナゴヤドーム9連敗中(9戦で8通りのオーダー)は、どう組み替えても貧打は解消されなかった。ならば、あえて動かない手もある。選手を見極める「目」を徹底的に信じようと心に決めたのだろう。
CSファーストステージが終わった後、シーズンでは打率1割台だった亀井をスタメンで抜てきした理由を聞かれ「成績が悪くても、期待してしまう選手だから」と明かした。今回も、過去の成績だけにとらわれない“期待値”にかけたものの、亀井は4打数無安打。連続完封負けに「0点じゃいけませんね。点取りゲームだから、ベースボールは」とため息をもらした後で「徳俵に足が乗っかった状態になったわけだから、ここから押し返すつもりで戦う」とあきらめない姿勢を強調した。
原監督は名古屋に乗り込む前、クリーンアップについても、こう言っていた。「そこ(中軸)を動かすとなれば、よっぽどの荒療治が必要という状況になった時だろうね」。今日の3戦目。あくまで不動を貫くのか、それとも荒療治に踏み切るのか…。先発オーダーに注目したい。【広瀬雷太】
[2010年10月22日8時54分
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