ヤクルトが、韓国の人気女性アイドルグループKARA(カラ)の楽曲をフル活用する。21日、松山での秋季キャンプを打ち上げて帰京した。約2週間の期間中、会場の坊っちゃんスタジアムでは、フリー打撃などの際のBGMとして「ミスター」などKARAの楽曲が流れた。KARAはセクシーな「ヒップダンス」が特徴。韓国SKでコーチ経験のある伊勢総合コーチは「バッティングも腰が重要やからな。ツイスト、ツイストって、ケツを振れってな。この歌は外れてない。春のキャンプやシーズン中もどんどん流せばいい」と、使用継続を示唆した。

 球場の音響を管理したチーム関係者は「女性の曲だから、選手も元気が出るでしょ」とニヤリ。試合前の練習中などでアップテンポな楽曲が流れれば、特効薬となるかもしれない。今季のチーム打率2割6分8厘はセ・リーグ2位、124本塁打は同3位で、三振数924はリーグ最少。KARAの楽曲効果で打撃力が増し、空振りはさらに減るに違いない!?【由本裕貴】

 [2010年11月22日7時30分

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