巨人原辰徳監督(52)が、サッカー日本女子代表にエールを送った。ラジオ日本の正月特別番組の収録に参加し、MF沢穂希(32)、DF岩清水梓(24)と対談。「決勝トーナメントにいってほしい」と、日本が出場する来年6月開幕の女子W杯(ドイツ)での活躍を願った。

 昨年のWBCで日本代表監督を務めた際には、初めて胃が痛くなったという秘話も披露した。「第1戦の韓国戦の前、胃薬を飲みました。今までなかったことで、これが日本代表かなと思った」と日の丸を背負い、世界で勝つことの大変さを実感した経験を伝えた。沢には「サッカー界のレジェンド」、岩清水には「日本力を世界へ」という色紙をプレゼントし、大舞台での活躍に期待した。2人は「名前を呼んでもらえるだけでもうれしい。結果を出せるように頑張ります」と笑顔で活躍を誓った。

 原監督のV奪回への決意からストレス解消法まで話が及んだ番組の模様は、来年1月1日正午から「原監督新春対談~勝負の刻~」として放送予定。

 [2010年12月6日9時22分

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