巨人のGM兼球団代表を電撃解任された清武英利氏(61)は18日、法的措置を視野に入れて弁護団を結成する意向を明らかにした。「まったく間違ったことをしていない。極めて不当な処分」と正当性を強調。代理人を務める吉峯啓晴弁護士(62)と約1時間半にわたり対応策を協議した。会見は、日本シリーズに敬意を表し終了後に行うという。一問一答は以下の通り。
-吉峯弁護士とは、どのような話をしたのか
清武氏
日本シリーズの間は、両雄が対決する大変大事な試合なので黙っておきましょうと。終わったら、皆さま方にきちんとこれまでのいきさつについて、お話ししていない部分もたくさんあるので、それはお話ししなくちゃいかんなということです。法的な措置についてもきちんととるべく、弁護団を結成してやりましょうかということになりました。
-話していない部分もあるということは、コンプライアンス違反だけではないということか
清武氏
日本シリーズが終わった後、どこかできちんとした会見を開きたいと思います。正々堂々、逃げ隠れすることはないので。
-法的措置を検討
清武氏
もちろん。それは吉峯先生にもう少し、これから不当、違法と私は申し上げたし、それについてはさらに検討したい。
-法的措置の詳細は今度の会見で明らかにするか
清武氏
その時点で明らかにできるか分かりませんが、いきさつについてはかなりお話しできるのではないか。
-相手は読売巨人軍か
清武氏
ですから、そこはこれから検討すると申し上げているので。
-球団復帰を望んでいたという話はどうなのか
清武氏
あとは記者会見できちんと申し上げます。
-巨人ファン、野球ファンに伝えたいことは
清武氏
日本シリーズが終わった後に、きちんと申し上げます。