オリックスが李大浩(イ・デホ)内野手(29=韓国ロッテ)の未定だった背番号を25で最終調整に入ったことが16日、分かった。希望していた10と52は大引、バルディリスで埋まっており、代案として希望。3歳で父と死別し、祖母の手で育てられ、祖母の名前を韓国語で発音すると5と2につながるという。貧しく困難だった生活をみその商売で支えた祖母は慶南高2年の99年に他界。プロでの成功を墓前に誓った「おばあちゃん子」は2度3冠王を獲得し、毎オフに生活困難な高齢者が厳しい冬を乗り越えられるよう練炭などの寄付活動を続けている。背番号25はドラフト3位の佐藤達也投手(25=ホンダ)が入団発表で付けたが、球団は変更の理解を求めていくことになる。