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マー軸足にタメ ダル助言でフォーム改造

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ブルペンで力投する楽天田中
ブルペンで力投する楽天田中

 楽天田中将大投手(23)が今季初めてブルペン入りし、新フォームを試した。久米島キャンプ初日に捕手を立たせて54球。軸足の右足を意識し、ゆっくりとフォームの確認を繰り返した。「タメながらというか、軸足にしっかり(体重を)乗せて力を伝えられるように投げたいので、その辺はしっかりやりたい。より強いボールを投げるためです」と明確な意図を持っていた。

 変化は数字に表れていた。ノーワインドアップから左足を上げる。その瞬間から再び左足が地面につくまでを計測すると、54球の平均は1・87秒だった。昨年5月13日のロッテ戦、10回1失点と好投した試合で同じ動作の平均は1・47秒。軸足に体重が乗る時間が長ければ長いほど、左足のつく時間は遅くなる。試合と状況は違うが、より意識のしやすいブルペンという環境で0・4秒の差が出た。

 1月に宮崎でのダルビッシュとの自主トレでアドバイスを受け、新しいフォームに挑戦している。「軸足の使い方ですね。自分ではあまり意識していなかった点でした。そんな簡単にできることではないので」と、時間がかかることは覚悟している。それでも星野監督は「進歩しようとしてるんだろう。ダルもそうだったな」と、常に努力を重ねる姿勢を評価した。

 昨季は19勝を挙げ沢村賞も獲得した。だが「そこにモチベーションを求めているわけではないので」と慢心はしない。一番こだわる点は「1年間ローテーションを守ること。簡単そうに見えて難しいです」。過酷で長い戦いを見据えていた。【斎藤庸裕】

 [2012年2月2日7時0分 紙面から]







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