Gがハヤタにロックオン!

 阪神ドラフト1位伊藤隼太外野手(22=慶大)が3日、屋外フリー打撃でキャンプ1号をマーク。バスター弾を含む2発を右翼にたたき込んだ。視察したG007もムムムッと反応。慶大の先輩にあたる巨人高橋由級のブレークを警戒し、オープン戦まで継続マークすることを予告した。

 ライナー性の打球が右翼席に着弾した。伊藤隼が屋外フリー打撃でキャンプ1号をマーク。さらに前日2日にバスター弾を放った未来の4番中谷に負けじと、バスターから右翼席に1発放った。82スイングで2本の柵越え。視察した巨人村田スコアラーが虎の新顔を分析した。

 村田スコアラー

 シャープに打ってくるタイプ。(投手の)右と左の対応の仕方はオープン戦までじっくり見ていきたい。新しい戦力なので当然チェックしていく。

 19日のオープン戦が今季初の巨人戦となる。沖縄で初の1軍によるTG戦という歴史的なゲームで、伊藤隼は過去最速のG戦デビューを飾る可能性が高い。伝統の一戦を前に、村田スコアラーは、マーク継続を予告した。慶大の先輩巨人高橋由ばりの素質があると最大級の警戒警報だ。

 村田スコアラー

 そうなる可能性があるという見方でチェックしていく。実戦に近いものを見ていないので、その辺である程度わかってくるかなと思う。能力を持っている選手であるということはわかった。

 巨人との対戦成績は09年から3年連続で五分。宿敵に新戦力として先制パンチを食らわせる必要がある。そのためにも、伊藤隼をキャンプで徹底的に鍛え上げなければいけない。英才教育は連日続く。この日も和田監督がティー打撃中に弓を引くようなしぐさで、身ぶり手ぶりの個人レッスンを施した。

 和田監督

 グリップが動かない状態だった。もう少し柔らかく。歯を食いしばって、構えているから、リラックスすると動いてくる。そうすれば、距離が取れる。車のハンドルと同じで、遊びがないと。

 午前9時から午後6時すぎまでみっちり練習。「日々勉強です」と泥と汗にまみれる充実の毎日を振り返った。もっと、もっと伸びていく-。宿敵の警戒をさらに高めるべく、進化していく。【岡本亜貴子】