右肩痛から再起を期す中日川上憲伸投手(36=前ブレーブス)が10日、初の打撃投手を務め、順調な仕上がりを見せた。和田と山崎に46球を投げ、最速137キロを計時。真っすぐで押して前に飛ばさせない場面も目立つなど、安打性を11本に抑えた。上々の故障明け初登板に笑みがこぼれた。
川上
主力に投げさせてもらえて、得るものがありました。ブルペンでは想像しかできないけど、打者が立てば反応も分かる。いいボールも行ったと思うし、ここまではうまくいってます。
注目は昨季登板0に終わった右肩の状態だった。だが往年のダイナミックなフォームも健在。和田は「コントロールがいい。雰囲気もありますよ」と評した。乗ってきた終盤は、カーブも2球試投。山崎は「1年間投げてないから悪い球もあったけど、片りんを見たね」とうなった。
調整段階でもあり、8球がボール球になった。だが高木監督も「フォームもいい。球筋もいいね」と大満足。開幕カードで当たる広島の奥スコアラーは「(前回中日にいた)4年前と同じ。開幕(ローテ)にいると思ってマークしないと」と、警戒を強めた。
川上
でもまだ力の入り方、タイミングがズレている。力みたい時に力が出るように修正していきたい。
表情を引き締め登板後は入念にフォームチェック。貪欲に完全復活を目指す。【松井清員】



