看板のDT砲がいきなりさく裂した!

 オリックスが11日、紅白戦をスタート。紅組4番李大浩(イ・デホ)内野手(29=韓国ロッテ)が2打数2安打、同3番T-岡田外野手(24)がバックスクリーン弾を放った。宮内オーナーが視察した「御前試合」で左右の大砲が破壊力を見せつけて、岡田彰布監督(54)もニンマリだ。

 ともに初球で仕留めた。127キロの巨体が打席にゆらりと立つ。李大浩は2回、西の内角直球を豪快に振り切った。パワーで押し切って、右前に落とす。さらに4回には高橋秀の外角直球を右翼に痛烈にはじき返した。実戦デビューで、2球を2スイングで打ち返して、2安打をマークした。

 李大浩

 バットに当たればという気持ちだよ。ストライクゾーンを幅広く待って、来たら打とうとね。紅白戦だし、積極的にいったよ。他チームが相手ならボールをうまく見るけどね。

 仲間から「デホ、デホ」と呼ばれる補強の目玉は余裕たっぷりに胸を張った。

 そんな新戦力に闘争心を燃やすのが、李大浩の前で紅組3番を打ったT-岡田だ。4回2死から高橋秀のカットボールを豪快にバックスクリーンにたたき込んだ。「とりあえず1本出てよかったけど、まだまだ。もっとアピールしないといけない」。普段は控えめだが、李大浩に奪われた主砲については「僕も4番を打ちたいので」と口にする。

 岡田監督

 4番打者(李大浩)にあんな打撃されたら相手は嫌やろう。T-岡田もコンパクトにふっとるし。確実性というかな。

 この日は宮内オーナーが視察した「御前試合」でもあった。宮内オーナーは「大型打者が右、左。今までそういう形にならなかった。監督も手応えを感じているといっているし、私としては優勝しかないと思っています」と期待した。

 岡田監督は常々「李大浩を見てれば、そらT-岡田もすごい刺激になるやろ」と話している。4番李大浩にチャレンジする前4番T-岡田。日韓の左右大砲が火花を散らすほど、指揮官もしてやったりの顔になる。【益田一弘】