「2番鉄平」が機能した。22日、阪神との練習試合(宜野座)で楽天鉄平外野手(29)が2安打。1回無死一塁で小林宏から左前打を放ち、先制点につなげた。5回には1死走者無しで安藤から右前打。昨季は打率2割2分8厘と不振に苦しんだが「去年より全然良いですね」と手応えを口にした。
大久保打撃コーチは鉄平を2番に据える。「つなぐ2番」より「打てる2番」が信条で「2番は左打者がベター。1番が出塁した場合、捕手から一塁が見にくく盗塁の可能性が高まる。また、3割を打てる打者が2番に入るのは捕手として嫌。得点力が上がる」と、捕手出身の視点で説いた。左打ちで、首位打者になったこともある鉄平。打撃が復活すれば、まさに適材と言える。
2番起用について、鉄平本人は「特に意識はありません。普通に打ってもらえればいいと言われています」と試合後も淡々と答えた。鉄平にとっての「普通」は、この日のように安打を重ねることに他ならない。「去年のような違和感はないですね。打てる、打てないはあるけど、僕自身の中で崩れるということはありません」と断言した。【古川真弥】



