オリックス李大浩(イ・デホ)内野手(29=韓国ロッテ)が、西武岸と涌井の球筋をインプットした。24日、西武との練習試合に出場し、2打数1安打。2回無死で岸から中前打。4回1死は三直だったが、涌井のフォークをとらえた。これで19日DeNA戦から4試合連続安打。実戦は12打数9安打の打率7割5分だ。

 「西武は去年最後までプレーオフを争っていけなかったチーム。攻略しないといけないんじゃないですか!

 先発の1、2番手のいいボールを見た。(涌井の)フォークは1球目は初めてで空振りしたけど、1球見たから次はバットに当てることができた」

 李大浩は、自信満々で不敵な笑みを浮かべた。岡田監督も「同一リーグやから、シーズンでも絶対にあたる。(球種を)投げてくれたほうが慣れる。球筋も1回で慣れるしな」。ライバル球団が李大浩封じを狙うことを大歓迎していた。